TAIJOUHOUSIN
帯状疱疹予防接種
帯状疱疹にはワクチンという
選択肢があります
年齢を重ねるにつれて水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力が弱まっていきます。特に50歳を過ぎると、帯状疱疹にかかるリスクが高くなる傾向にあります。
このリスクを軽減するため、主に50歳以上の方は帯状疱疹の予防接種を受けることができます。
ただし、予防接種で完全に防げるわけではありません。また、接種できない方や注意が必要な方もいます。接種にあたっては医師とご相談ください。
帯状疱疹の予防接種として使用されるワクチン
不活化ワクチン(シングリックス)
接種対象者 | 50歳以上の者又は帯状疱疹に罹患する リスクが高いと考えられる18歳以上の方 |
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接種方法 | 筋肉内接種 |
接種回数 |
2回
|
定期接種 |
2025年4月より定期接種が開始されました。 |
*免疫不全・免疫抑制状態の方や妊娠中の方などは生ワクチンの接種を受けられません。 詳しくは医師にご相談ください。
予防接種費用の助成を受けられる自治体
帯状疱疹の予防接種費用は自己負担になりますが、費用の助成を受けられる自治体もあります。詳細な状況については、お住まいの自治体のウェブサイト等をご確認ください。(2025年6月時点)
ワクチンを接種するときの注意点
ワクチンを受ける前
ワクチンを接種できるか確認しましょう
過去の病歴などによって予防接種が適さない方もいます。以下に該当する場合は、必ず医師に相談しましょう。
- 重い急性の病気にかかっている方
- 接種予定のワクチンに対してアナフィラキシー反応を示したことがある方
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方
ワクチン接種当日の体調も大切です
予防接種は体調が良いときに受けるのが基本です。熱がある(37.5℃以上)人は接種できません。また、いつもと違う様子や体調に不安がある場合は、必ず医師に相談しましょう。
過去に採血で気分が悪くなったことがある人は、ベッドに横になって接種を受けることで、気分が悪くなることを防ぐことができます。
ワクチンを受けた後
予防接種を受けた後はしばらく安静にしましょう
まれに接種直後に副反応が起きることがあるため、予防接種を受けた後はしばらくの間接種した病院に残り、体調に変わりが無いことを確認してから帰宅しましょう。
副反応について知っておきましょう
接種後に副反応として発熱や注射部位の腫れなどがみられることがあります。まれに重度のアレルギー反応など、重篤な副反応が発生する可能性もあるため、なにか気になる症状が出たら、まずは接種した医療機関の医師にご相談ください。
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